千尋を目指す思索の渦

どーも。先哲の思想に触れるのが好きな学生です。

【#4 センターレベル英語】 第11回分出題の解説

 どーも、ぱなそです。

 

 第11回分の解説はpdfではなく、直接ここに記述していきたいと思います。

 

問題☞https://twitter.com/chisuga_mai/status/1295443892473434112?s=20

整序問題であることについて

 今回はいつもとは意匠を変えて、並び替え問題にしてみましたがいかがだったでしょうか。

 センターは並び替えというよりは、正しいものを二択のうちから三回選んで文章を完成させるような問題が出題されていた記憶があります。しかし、二次試験になると、こういった感じの完全な整序問題が出題されるところもありますから、きちんと対策しておいて損は無いと思います。

 

解説

【答え】get it off of me

 前半部だけを先ずは検討してみると、動詞は「get」しかありませんからこれを主軸にして文を組み立てるのが吉でしょう。と言っても、getは単純な単語なだけに守備範囲がべらぼうに広いので、よく考える必要はあるのですが……。

 例えば、ぱっと思いつくのは、「off」と組み合わせて「get off O」で「Oから降りる」とかでしょうか? ですが、それだと何から降りるのか、その目的語に最適なものが選択肢の中に無いので困りますね。「it」や「me」は候補にはなりそうですが、もしここでそれらを使ってしまうと、「of」を使う余地が無くなってしまうので却下です。

 かといって、「of」と「get」のコンビネーションなんて聞いたことありませんでしょうから、やはり「off」と組み合わせるしかなさそうです。

 

 ネタばらしをすると、今回は、「get O off」で「Oを引き離す」という熟語を出題していました。getとoffのニュアンスの組み合わせとして、比較的すんなり入ってくるイディオムではないでしょうか?

 本問の答えを出すうえで、ヒントになるのは、やはり二文目の"eerie"という単語ですね。これは、ニュアンスとしては”キモい”―ぞわぞわって鳥肌立つ感じ(でも、creepyとはまたちょっと違う……)。毛がもわもわした蜘蛛とか見つけたときに使う(?)と思います。

 「it」が蜘蛛のことを指していると想像すると、分かり易いかもしれません。選択肢中の「it」と二文目の「it」は共に同じものを指していることは明白ですから、シチュエーションとしては、キモい蜘蛛が手にちょこんと乗っているのに気付いたとしましょう。

 気付いた人が、「それ(キモい蜘蛛)を取ってよ!」と言ってる。その発言が、問題の整序になっていました。

 

以上です。また次回、お会いしましょう。お疲れ様でした。